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今回は、コーヒーを淹れる時には欠かせない”コーヒー抽出器具”の特集です。


現在、市販されているコーヒー抽出器具は、コーヒーメーカーをはじめペーパードリップ、コーヒープレス、エスプレッソマシーンなど様々です。中でも、ペーパードリップやコーヒーメーカーがご家庭で最も多く使われている器具のようです。それでは、コーヒー抽出器具によって、どのぐらい味に違いが出るのでしょう?今回は色々な抽出器具を使って、味や香りなどの違いを比較してみました。使用したコーヒーは、濃厚なまったりとした味が特徴の三宿ブレンドです。


       
コーヒーメーカー
(photo:Braun Flavor Select)
¥:4,000〜20,000


結果:従来の甘みとコクがあり飲み易いが、温度が高すぎる為、少し苦味が出る。


長所:手軽に、一定の味が作れ、取扱も簡単。一度に沢山のコーヒーを淹れることも可。


短所:抽出時間が比較的短い為、若干コクが出難く、微妙な味の調整が難。


備考:ペーパーフィルターの臭いや味が気になる場合は、ゴールドフィルター(↓)がオススメ。何度も使用できるので、エコロジーで経済的。
















KONO式ペーパードリップ
¥:700〜1,200


結果:香りも良く、程よい苦味と甘みが感じられた。


長所:ネルドリップの抽出法に最も近く、ゆっくりと抽出されるのでコーヒーの旨みが味わえる。値段もリーズナブル。


短所:淹れ方(蒸らし方)により若干味にムラがでる。














備考:円錐形のフィルターは,お湯が一点に集まる構造のため、豆の個性を最大限に引き出すことができ、喫茶店やコーヒー通の間で最も多く愛用されている器具。


◎ 当店でも販売しております!
カリタ式ペーパードリップ
¥:300〜1,000


結果:香りも良くスム-ズで飲みやすい仕上がり。


長所:手軽で価格もリーズナブル。取扱も簡単。


短所:注ぎ方により、味にバラつきが出る(酸味や苦味が強く出てしまう)。


備考:日本で最も多く普及している抽出器具(抽出する底部の穴は3つ↓)。比較的あっさりした味に仕上がる。この他、一つ穴のメリタ式(ドイツ製)もある。











カセット式
¥:800〜1,500


結果:酸味と雑味が感じられた。


長所:コンパクトなので、持ち運びに便利。


短所:抽出にムラが出やすく、後片付けが面倒。










ネルドリップ
¥:700〜1,000


結果:コク、苦味のバランスがよく、甘く円やかな味。


長所:コーヒー豆の本来のコクや味が引き出せる抽出方法。値段も手頃で環境にも優しい。


短所:取扱いが難。抽出後のコーヒー豆の、後片付けも面倒。




















当店でも販売しております!

サイフォン
¥:6,000〜10,000
(photo:Bodum)


結果:雑味がなく澄んだ仕上がりになる。


長所:味にブレがない。


短所:後片付けや取扱が難。割れやすいので取扱に要注意



備考:深煎りよりも浅・中煎りのコーヒーにオススメ。


コーヒープレス
(french press)


¥:800〜8,000


結果:コーヒー豆本来の味が出ており、コクも香りも良い。


長所:じっくり均等に蒸らすことができ、本来のコーヒーのコクと香りが味わえる。


短所:フィルターを通さない為、若干底に微粒子が残り(↓)、雑味も若干出てしまう。












備考:そのままタンブラーとして持ち運びもできる蓋付きタイプもある(写真↑)。




エスプレッソマシーン
(photo:Pavoni)
¥:15,000〜50,000


結果:ゆっくり抽出されるので、コーヒーの旨味が出ている。


長所:コクのある本格的なコーヒーに仕上がる。


短所:後片付けや取扱が難。


備考:使用後こまめに掃除をしないと、故障の原因に。





個人的に一番美味しく感じたのは、やはりKoNO式のドリップで淹れたコーヒー。ペーパードリップは、淹れ方により微妙な味の調整ができるので、時間に余裕がある方には絶対オススメです。但し、淹れ方(ゆっくり注ぎすぎる)によっては、苦味や酸味が強く出る場合もあるので、何度か試してご自分の好みの味を見つけてみてください。


とは言っても、時間に余裕のない朝や、一度に大量(4杯以上)なコーヒーを淹れる場合、ペーパードリップで入れるのはなかなか大変なものです。コーヒーメーカーは、水とコーヒーの分量さえ間違えなければ、何方でも手軽に美味しいコーヒーを淹れることができるので、忙しい時にはコーヒーメーカーがオススメです。このようにコーヒー器具によって色々な特徴があるので、ライフスタイルに合わせてお好みの器具を使い分けてみては如何でしょうか。